二月の勝者の第5話。
父親の絶対的権力、支配者の父親…。そんなご家庭のお話。見ていて、胸を痛めた人も多いのではないしょうか。第4話で登場した非協力的なお父様とは対照的です。
息子が中1のとき、入学してすぐの懇談会で、一通りの説明が終わり、一目散に担任の先生の所へ行き「どの問題集をやらせればいいですか？」「この問題集はどう思われますか？」と、物凄い勢いで詰め寄っていたお父様がいらっしゃいました。
昨年のブログで、中園潔氏の「なぜ頑張ってた あの子が不合格になったのか？」に書かれてあった「父親が教育熱心」についても紹介したことがあるのですが…。本文を引用すると。
「…。父親がやり方まで指導する場合は非常に難しい。まるで自分が受験する勢いで子供の勉強に携わっている父親がいる場合には、全くと言っていいほど成功する可能性はない。（略） 高学歴の父親に多いと言える。
自分の受験の成功体験を子供に与えたいと思っているお父さんか、学歴コンプレックスのお父さんに多い。」
お父様が全く無関心なのも困りますが、上記のような存在のお父様も困ります。DVに近いような行為は、より深刻です。塾の力を借りて解決に導くのは難しいものがありますが、親身になってくださる塾も多いです。
こういった環境にいて苦しんでいる子供たち……、何とか救出したい……
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