小学校の場合、一年生から進級するごとに、どのようなノートを使うのか学校から指示があります。それとは別に、(中学受験の)塾のノートは、どうしてらっしゃいますか? 塾ごとにノートの取り方が違うのは周知の通り。ノートをとることに集中しすぎて先生の話しがおざなりになるのは本末転倒ですが、だからと言って、後で見返したときに、読めない、汚い、まとまりがないのも問題です。成績が優秀な生徒さんのノートはやっぱり一味も二味も違います。
確認です。
・科目ごとに、色分けをされていますか。
・大学ノートよりも方眼のノートも特に、算数は有効です。
以下は、以前、執筆した、アビトレ式授業力向上読本「教えて!シャカシシ!」(塾講師研修用のビジネス書です)を参考にまとめています。
黒板を三分割にして、日付、タイトルを書き、順番に書いていく。むかって右下はごみ箱(生徒はうつさなくてよい)。図は3分割のなかのどこかに大きく描く。→このフォーマットに合わせて塾生はノートを書き写しています。
さらに、私は、進化させて、見開き片側を不均等な三分割(参考:写真)
〇タイトル ・日付 ・ページ数 ・コメント欄
*コメント欄はお子様が自分で書くようにしてください(例:この問題の解き方が苦手、公式を忘れないことなど。筆算にしてもいいですね)。ポストイットを使ってコメントを書く人もいますが、取れてしまう点と文字の上に張り付けるため、ノートの文字が見えなくという欠点もあります。
☆ポイントは、あとで振り返った時に、すっきりしていて見やすいことです。
〇ノートは高価なものでなくてもいいのでふんだんに使っていきましょう
ノートの書き方は、習慣です。ノートの書き方を定着させておくと、中学以降、有効になりますので、今から訓練して、なるべく早くお子様が定着するよう促していきましょう。