11月29日、KGCの楢原先生による「ヘコまない、イライラしない 正しい偏差値得点の見方」のセミナーを開催させていただきました。とても素晴らしい内容でした。そして、偏差値はこうして作られる! その裏側を知ることができましたね。
先ず、偏差値の「出し方」の解説(←これはちゃんと理解して説明できる保護者の方は少ないはずです)があり、ネット等に出ている偏差値表の見方、さらには「何故塾によって偏差値が異なるのか」という説明がありました。そして、塾を含め、外部模試などそれぞれの「問題作成」の特徴。さらには、私立中学自体がどのような学校づくりをしているのかという内容まで発展。これらの点を踏まえて、どのように保護者は「偏差値を見ていけば良いのか、そして子供との向き合い方、塾との関りなど、学ばせていただきました。
質疑応答では、「具体的にどの学校がおススメなのか」という質問もあがりました。
参加してくださった方々の感想は
〇今までよく理解できていなかった偏差値についてよく理解できた
〇子供に対しての接し方をもう一度考え、自分がしっかりしないといけないと思った
〇初めての中学受験なのでわからないことが多く、偏差値のこと、6年生の1学期までの過ごし方等教えていただき良かった〇子供に対する言葉かけも気をつけたい
楢原先生は、「偏差値が重要なのではなく、『学校』そのものが大事。それぞれの学校がどのような戦略を組んで学校づくりを行っているのかを知って、学校説明会に参加して、パンフレット以外の部分を掴んで、そこから受験勉強の対策をとってほしい」とのことです。
【まとめ】正しい偏差値の見方を知ることで…
・親も子供も無駄な動きをせずに効率よく学習することができ、精神的負担が軽減される
・各学校の特徴(何故人気校なのか、何故偏差値が高いのか、どういった取り組みをしているのか、学校がどのような教育、育成をしているのかなど)をしっかり捉え、我が子がとってきた偏差値と照らし合わせて、次の一手を考える
最後に、楢原先生の卓越した分析力と研究をご伝授頂き、保護者がどのように我が子が取っていた『偏差値』を捉えれば良いのかという視点のアドバイスしてくださいました。とても圧巻の内容で、より多くの人に聴いてもらいたかったです。残念~。塾では到底教えてくださいませんし、ネット上にも載っておりません。ぜひ機会があれば、恒例?、第二弾を開催したいと考えております。そのときにはぜひご参加くださいませ。これは知っておくと知らないでは雲泥の差になりますよ。受験戦略を組みたい方は、ぜひ『教育プランの見える化』していきましょう。組むことで合格に近づけます。