人間は、生まれた時から、失敗を繰り返して成長していきます。もちろん、大人になってからも。そして、受験、就職などがあり、失敗の日々が続きます。
受験に関して、失敗とは何でしょうか? 不合格になること? テストでしくじった時?
人によって何を『失敗』と捉えるかで、意味合いが違ってきます。
『失敗のしくみ(芳賀繁著)』によると、先ず、失敗とは「できるはずのことが、できないこと」と定義をしています。
そして、『脳』と密接な関係があり、つまり、入力と出力の部分でミスが起こることを言います。
本書では、日常生活から職場のことも書いてありますが、今日は『勉強』の部分について、触れていきます。
記憶には、記銘の能力・保持の能力・想起の能力の3つがあり、それぞれ、記憶できなかった、忘れた、思い出せないという出力の部分で『失敗』が生じます。
★ここにスポットをあてると、勉強の場合、そもそも入力時にちゃんと記憶しておかなければ、出力できないですし、記憶していても、出力でミスが発生してしまいます。
だからこそ、やらないといけないことは…
・ものを覚えるときはそのものに注意を向け、覚えようと努力する。これがない限り、何百回みても覚えられない!
・マジカルナンバーセブン(7±2=9~5)や、まとまりで覚える
・意味付けで覚える(人間は意味を覚えるのは得意だそうです。だから画像よりも意味)
・記憶はかすんだり、変化する特性があるので、定期的に復習する。但し、このときはオリジナルで!
・書き間違いに注意する→形の似た他の文字や頭に浮かんでいた言葉や文字が出てしまう
いかがでしょうか。
何事も、脳の特性を知ることで、ミスを防ぐことができます。
ぜひ、しっかり、入力! そして出力のときにミスが起こらないようにしていきましょう~😊
※もっと詳しくお知りになりたい方は、本書をお読みになってみてくださいませ。
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