昨年放送予定だったドラマ『二月の勝者』が漸く、16日から放送され、みなさんは首を長くして待っておられたのではないでしょうか。正直、少し遅い位ですが、受験シーズンに合わせているのと、来年度の進級、入塾に合わせてですよね。塾にとってはいい宣伝であり、追い風になります。
さて、初回のキーワードは黒木校長が放った『絶対合格させる』。
講師の方々から「そんなこと、言ってはダメですよ」と言っていたように、『絶対合格させる』は、塾側にとって、絶対言ってはいけない言葉、避ける、嫌がるワードです。
何故なら、合格と言うのは、どんな子でも、合格発表があるまで誰にもわからないことですし、万一不合格にさせてしまったら、クレームになりますし、クレームまでいかなくても、悪い噂、評判につながっていくからです。入試前になってくると、保護者もボルテージが上がり、狂気になります。「先生、お金はいくらつんだっていい。だから絶対、息子を〇中に合格させてくれ!」と嘆願する親がいるのです。
入試の前日や講習などのときに、士気を高めるために、子供たちには『絶対合格するぞー!』と言わせていますが…。塾が保護者に対しては、『絶対合格させます』は言いません。言葉を選んでいます。万一不合格にさせても保護者からお叱りの言葉ではなく、「先生、どうもありがとうございました。志望校には合格できませんでしたが、新しい学校でがんばります」などを言わせるように全力を尽くすのです。
作者が作品をつくるときに多くの塾を取材されたとのことで、塾の裏側、本音と建前の本音の部分を惜しみなく?出しています。だから、見る側は面白いのかもしれません。来週も楽しみです。
※子供たちの中学受験の思い出、経験したことは、保護者、塾とともにつくられます。
みなさまの教育プランに沿った『塾』を選び、そこで志望校合格を勝ち取って欲しいと切に願います。
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