今ある概論を少し学びたくて本を読んでいるのですが、中々手強く、前に進まない。早く本を読んで、その概論を脳内で咀嚼したいのですが…。笑
数冊ある中の1冊に、「生物学」に関係して興味深い内容があったのでここでご紹介します。
一つ目は、「狼に育てられた少女のお話」。これはとても有名なお話なので、ご存知の方は多いと思います。私はてっきり、少女は一人だったと思っていたのですが、実は発見された時に二人、少女がいて、そのうちの4歳のお子様は、狼と引き離し人間社会に入った途端にすぐに死んでしまったのです。だからほとんどの人は一人だと思い込んでいるのかもしれませんね。そして、もう一人の少女は、いくらトレーニングをしても、言語獲得と人間としてのマナーは身につかなかったという内容です。この内容は、人間が何歳までに言語を獲得しなければならないのかという検証の一つにもなっています。
もう一つは、ジャングルにいるサルに芋とトウモロコシを置いていくとどうなるのかという調査。芋は、ある1匹の賢いサルが砂についた芋を水で洗えば食べやすくなるということを発見しやっていると、最初は数匹のサルが真似をし、その後、グループ全体のサルたちがみんな「芋を洗って、砂をとり食べる」という行動をとるようになったのです。面白いですよね。
ただ単純に受験だけの生物(理科)だけを追っていくと教科への興味も湧いてこない。でも、生物の観察が『人間』にもつながっていることを知ると、そこから発見や発明が起こると思うのですが…。
先日もNHKで「性教育」のことを取り上げていて、ドイツの学校での取り組みを紹介していたのですが、授業は「生物」で取り扱っていたのです。私はすごく納得しました。日本もそろそろ、社会も含めて、理科という教科の見直しをした方がいいのかもしれませんね。
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