栄光のかけはし

中学受験 関西の塾選び 大手塾5塾から選ぶかどうかの選択

みなさんが、中学受験をすると決めたら関西の場合は、大手5塾、浜・希・日能研・能開・馬淵から選ぼうとするのが最も王道だと思います。何故なら、マスコミの露出度からの認知、自分も通っていた、灘に行くなら浜、星光は能開という具合に塾のイメージや特長が潜在意識のなかであるからです。また、駅チカに教室があるのも利点です。そして保護者の方も、この5つの中から、ホームページや入塾案内などを見たり、体験などに参加して「我が子に合うかどうか」の判断をすればいいので、手間は省けます。また、ママ友間で「〇〇塾がいいわよ。一緒に行きましょう~」という流れやお子様のお友達も行くからという理由で5塾のなかから決める場合もあると思います。これらは、一見間違ってなさそうに思えるのですが…??

実は…。盲点があります。

  1. 例えば、灘に行かせたいのなら、灘に絶対合格させてくれる最強の塾が大手以外にも幾つかありました。それは、長年、塾の取材を重ねてきて、その塾の指導方針などを伺ってきて検証済みです。でも、そういった塾は派手に実績を打ち出しません。むしろ、人から人へ。評判を聞きつけ、通塾に時間をかけて通う子供たちもいるのです。
  2. 他にも、絶対に灘に行かせたいから、新幹線で浜の上本町校へ通い、合格したあかつきには家族で引っ越しをするというプランを持って通う子供もいます。同様に、息子の通う学校でも合格し、寮へは入らずに他府県からお嬢様とお母様とお二人で、単身赴任をして通うケースもあるのです。家族一丸となった『覚悟』。
  3. そしてなんと言っても大手塾は、「上本町」「西宮北口」に、その塾のエースを投入し、カリスマ講師を常駐させています。ですからその先生狙いで色んな地域から上本町校や西北校へ通う子供たちも多いのです。

もう少し付け加えると、

・大手塾に合う子供とそうでない子供がいる
大手塾に合わない子供が通ってしまうと、子供はストレスを抱えたりあるいは勉強のやる気スイッチが入らないという悲劇を生みだします。塾をやめるところくらいでとどまってくれたら良いのですが、最悪「中学受験さえもやめたい」と言う子供もでてきます。親の欲目で「この子なら大丈夫、そのうち慣れてくれるから」と期待値込めても、合わないときは合わないものなのです

・遠くても、一人でも通える子供はメンタルがつよい
遠くても長い道中で効率よく勉強する技を身につけたり、友達がいなくても一人で平気で塾に通えるメンタルの強い子供。そんな子供たちと入試当日、受験会場で闘うのです。ライバルとして勝てますか?答えはノー。私は勝てないと思います。何故なら、まだまだ人格形成が確立させていない12歳の挑戦だから。ですから、中学受験は「メンタルに大きく関係し難しい」と言われる所以です。

 

☆まとめると
塾選びを安易に捉えないでください。最初の塾選びから手を抜くと、転塾や中受断念などが起こってしまう可能性が大いにあります。転塾についてはまた改めてお伝えします。
大手塾に我が子が合っているかどうかは、親が判断するとどうしても客観性に欠けます。しかし、大手塾へ通わせたいという親心もあるでしょう。これは「我が家の教育プラン」の一つです。そして、大手塾に我が子が合っているかどうか、あるいは可視化されていない教育プラン…。これらを、第三者の目で客観的な視点をもつセカンドオピニオンにジャッジしてもらうと、上記のようなリスクは軽減できます。まずは『塾選び』を容易に捉えずに、客観的視点が入った『塾選びからスタート』させてみませんか?

 

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