昨年、歩和茶庵のオープングイベントで講演してくださった元甲子園学習塾の塾長 西口先生(現在書家として活動中)とお話する機会がありました。
氏も「人生の選択のときに、AとBがあって、自分自身が「きっとBが〇だろう」と思いながら、Aを選択した場合、Aは〇にならず、✖になってしまう」と仰っていました。息子がお世話になっていた塾長先生も「失敗と思った時点でアウト。失敗と思わなかったら失敗にならない」と、仰っていたことと重なります。
親は、子供が悩んでいる時に、瞬時にこのような助言ができたら、素敵ですね。
そして、お母様自身が心の底からそう思って頂けたら、なおいいと思います。
さらに、西口先生は、故永六輔さんの詩を教えてくださいました。
「生きているということは誰かに借りをつくるということ。生きていくということはその借りを返してゆくこと。誰かに借りたら誰かに返そう。誰かにそうしてもらったように、誰かにそうしてあげよう (略)」
この詩を初めて知った時に大変感銘を受けたそうです。
今年もまた、事務所に来ていただき、『お母さんのための講座』を開きたいと考えております。子育て中で悩んでおられる方、中学受験で奮闘している方…。きっとプラスになって、「明日からまた子供としっかり向き合おう」と思えて元気がでますよ。