今年のお正月は例年の過ごし方と全く違います。
中学受験時、小5のときからあまりお正月気分を味わえなくなりました。
なぜなら、大量の宿題や塾があるからです。
中学に入学しても、同様で、家族で長期間の旅行や外食もめっきり減りました。それでも年末の大掃除もすませ、ガキ使をみて大笑いして、お正月気分をそれなりに満喫して楽しんでいました。
でも今年は…
25日に主人がインフルエンザになり、お正月の準備や大掃除が年内に終わらず、とうとう、我が家は、初めてお正月から大掃除等をはじめました。
もう笑いますよね、笑ってください。
加えて、歩和茶庵オープンに向けての準備。荷物を運んだり、ハード面での細かい微調整で事務所に行ったり…。
そんななか、今日の朝、不思議なことがありました。
それは以前から探していた平成の『なにわ商人鑑』日訓のお話。
実はン十年前から実家の私の部屋にこの日訓をかけてあって毎日?見ていました。
つい最近。それをどうしても見たくなり探していてのですが、見つかりませんでした。
てっきり、私の部屋を4年前に片づけた際、処分したのだとおもい、諦めていたのです。
ところが、今日、何気に父とのツーショット写真をみたら、その後ろにあったのです。
こんなところにあったのか~と、思わず、頬すりしたくなりました(笑)
実は私の父は会社員でしたが、父の家はミナミでお商売をしていました(母の方は、私の祖父が小学校の校長先生で定年退職後は塾もしていたという教育一家で、育った環境が対照的な夫婦でした)。
私が今まで教育関係の取材をしてきたのは、そんな母方のアイデンティティがあったからだと思います。そして、このほど事業を立ち上げたのは、北岡家に流れる『なにわ商人』の影響が少なからずあるのではないかと想像しています。
このなかには31の日訓があり、これはお商売に関わらず、家庭においても大切な内容が書かれています。早速、見つかった「なにわ商人鑑」を息子に見せると、「これ、家にかけて、毎日、読み上げてもいいよね」と。
しかし、息子に…
「ごめんね、これは歩和茶庵におくのよ。みんなにも見てもらいたいから…」と、私は言いました。
ということで、かなり年季の入ったシロモノになっていますが、ぜひ、いらした際は、一緒にみて、「あるある」で、笑いましょう~♪