2020年8月7日、元七田旭教室運営 村島由起先生による『1dayプレミアム講座 右脳を鍛えて中学受験を有利に! ~速読・速聴時代にそなえて』を開催しました。3月に行ったセミナーから実に4か月半ぶりの再開です。
講演内容は、脳の三重構造、潜在意識と顕在意識など基本的なところから、イメージ脳の作り方、それを子供たち(七田に通っていた)はどう使っていたかなどをお話してくださり、さらには、どのように脳を鍛えていけばいいのかをお話してくださいました。以下、セミナー時の内容を簡単ですがまとめています。
◆脳を鍛えること=イメージ力を高める
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イメージ力を高めるには「瞑想」「呼吸法」が有効
呼吸法 一日30分 7:1:7:1……
メトロノームをつかって、吸って(7)、止めて(1)、吐いて(7)を繰り返す。できれば腹式呼吸で行う
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リラックスした状態にしてイメージ
*イメージとは「見えないもの(エネルギー)を扱う」。この時、五感をフルに活用
◎五感を使ったトレーニング
Ex: りんごをイメージしてみましょう→絵や言葉で表現
視覚…真っ赤な、おいしそうなりんごが一つある
聴覚…かじった時のサクっという音が聞こえる
触覚…つるつるした感じ
嗅覚…甘酸っぱい香り
味覚…蜜の部分が甘く、その周りはほんわか酸っぱさがありつつも軽い甘み
など、人によって様々な表現で出てきます。この時に、視覚のみか、あるいは視覚と聴覚かなど人によって異なりますが、トレーニングをすることにより五感で表現できるようになると良い
◎目を使ったトレーニング
・親指二本を前に出し、目の筋肉を緩めて指の先を見る。すると…。どのように見えるか?
・黒い板に手のひらを近づけて見ていると…。手の指がどのように見えるのか?
◎ESPトレーニング
・黒と赤の玉を掌の中に入れ、左右どちらに黒と赤が入っているのかを見る
・右と左 どちらにアイスクリームがあるか
◎その他
・石の声を聞いてみる。何が聞こえる?
【脳の特性】
・延髄から細胞分裂が始まっていく
・右脳は「脳梁」を伝って左脳を働かす(但し左脳から右脳への移動はない)。この動作を繰り返すことで脳梁が太くなる
☆脳を覚醒させると、集中力のUPや大量の勉強量をこなせる、処理することができる
上記のトレーニングは、大人もできます。お子様と一緒にされてもいいですし、お母様お一人でトレーニングされても結構です。そして、ポイントは、呼吸法。呼吸法は、心を整えることができ、簡単にいつでも気軽にできます。先ずは呼吸法から毎日、少しずつトレーニングしていきましょう。村島先生曰く「世界で活躍するスポーツ選手や、賢い子供は、自然に脳をうまく使っている」とのこと。脳をうまくつかって、夏期講習を乗り越え、さらには受験に打ち勝っていきましょう。